作品詳細
作品紹介
口演:三遊亭円朝
作:榎戸賢治
補綴:山田洋次
監修:落語三遊派宗家
監督:山田洋次
三遊亭円朝が口演した落語が原作の『人情噺 文七元結』。2007年10月に新橋演舞場にて上演された世話物の傑作がシネマ歌舞伎として登場します。今回は、日本映画界を代表する名匠・山田洋次が十八世中村勘三郎の要請に応えてシネマ歌舞伎を初めて監督し夢の顔合わせが実現しました。「カットによっては生の舞台よりも力を感じるときがある」とシネマ歌舞伎の映像の迫力を高く評価する山田監督の指揮のもと撮影されました。劇場ならではの臨場感から人間味あふれる勘三郎が勤めた長兵衛の息遣いまで、余すところなく捉えておりシネマ歌舞伎に新たなる1ページが加わりました!
笑いと涙の人情喜劇の大傑作。夢の顔合わせでとことん楽しんでいただきます!
※予告映像の俳優名表記は公演当時のものです
あらすじ
腕は立つし、人もいい左官の長兵衛は、困ったことに大の博打好き。見かねた娘のお久は、吉原に身を売る決意をします。事情を察した妓楼の女房・お駒は、長兵衛を諭し、50両の金を貸し与えるが、その帰り道…。
作品概要
上演月:2007(平成19)年10月
上演劇場:新橋演舞場
シネマ歌舞伎公開日:2008(平成20)年10月18日
上映時間:87分
イヤホンガイドアプリ
本作は「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリ対応作品です。
※ ご使用にはスマートフォン、イヤホンが必要です。
配役
左官長兵衛:中村 勘三郎
女房お兼:中村 扇雀
手代文七:中村 勘九郎
お久:中村 芝のぶ
鳶頭伊兵衛:片岡 亀蔵
和泉屋清兵衛:坂東 彌十郎
角海老女房お駒:七世 中村 芝翫